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2018.03.28

[エッセイ] こころ軽やかにする、雨の日のとっておき Waiting for a rainy day

憂鬱に感じてしまいがちな雨の日。
足元を楽しくするだけで、憂鬱さも吹っ飛び、わくわくする一日に様変わり。
嬉しそうな子どもの様子は、親の気持ちも跳ね上げる。
日本の工場で手作業を織り混ぜながら、ひとつひとつ丁寧に作られたレインブーツは、
親子の雨の日を変えてくれる。そんなある日のできごとを詩にのせて。

青空と長靴
― 坂本美雨

毎日玄関でわたしを見上げて、彼女は言う
「きょうはながぐつ?」
こんなに晴れわたっているのに。

「ううん、今日は晴れてるからね、スニーカーだよ」
私は玄関を開けて青空を見せる。

眩しい光に目を細めながらも
「やだ!ながぐつにするー!」
とピンクの長靴を離さない。

私はすぐに諦めて、まぁいっか、
と心の中でつぶやき彼女は真っ青な空の下、
長靴で飛び出していく。

なぜなんだろう、ふと考える。

雨だから長靴。
濡れないように履く靴。
彼女にとってはそんな存在じゃない。

ピンクだから。
たまにしか履けないから。
いつもと違う感触だから。

ワクワクする気持ちと結びついてる。
特別な一足なんだ。

すこしそんな気持ちで私も一緒に歩いてみようか。

娘と同じ世界が見えるだろうか。

SAYEGUSAのレインブーツ

革靴と同じように複数のパーツを貼り合わせるという高度な手作業によって作られているレインブーツ。日本製ならではの履き心地や耐久性はとても素晴らしく、雨の日を快適に過ごすことが出来る。納得の機能性もわくわくするデザインも、親子ともに満足の一足。憂鬱になりがちな雨の日だからこそ、子どもがとっても喜ぶようなお気に入りを見つけたい。それさえあれば、親子で雨の音や匂いを楽しみ、雨の日という楽しい思い出がまた一つ増えていく。

photograph _ tenten styling _ Eiji Takahashi[ ACUSYU ]
hair & make _ Rie Tomomori[ ROOSTER ]
poem _ Miu Sakamoto text _ Maki Kakimoto