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2019.05.10

[レポート] SAYEGUSA × ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019

ゴールデンウィーク後半は天気の良い日が続き、夏を先取りしたような陽気になりましたね。

新緑がまばゆい 5月3日(金)、4日(土)、5日(日)。
東京国際フォーラムでは「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019」が開催されました。

「ラ・フォル・ジュルネ」は、1995年フランスの港町ナントで誕生した世界最大級の音楽祭。

2005年春に始まった東京での開催は今回で15回目を迎えました。

今回SAYEGUSAは、子ども達が「フォル盆キッズバンド」として音楽家と一緒に演奏し、会場の皆さんに踊っていただくというワークショップをKAJIMOTOと共同企画しました。

「こどもたちの音楽アトリエ ”フォル盆”」と題したプログラムは、なんと、クラシックの楽曲からオリジナルの盆踊りを創作!日本を代表するニューオリンズ・ブラスバンドブラック・ボトム・ブラス・バンド(以下BBBB)さんによる編曲と、世界的ダンサー山田うんさんによる振付です。

キッズバンドには事前公募で集まった80名のお子さん達が参加!事前練習を経て、5月5日、ステージで生演奏してくれました!今回は、その様子をご紹介します。

 

 

5月2日(木) 本番に向けて開催された事前ワークショップ

5月2日(木)、練習会場となった東京国際フォーラムの会議室に、子ども達がわくわくした顔で続々と集まってきました。

演奏する楽器は音の出るものなら何でもOK!
トランペット、バイオリン、ウクレレ、サックス、ピアニカ、縦笛、ハーモニカ、手造り太鼓、小物打楽器など豊富な種類が揃いました。

教えてくれるのは日本を代表するニューオリンズ・ブラスバンドのBBBBさん。
タラッタター♪タラッタター♪♪
陽気な音楽と共に7人の先生達が登場。

「ノリノリで演奏しましょう。ノリってわかるかな?」「食べる海苔じゃないよー」なんていう先生の冗談で、緊張気味だった子の顔にも、一気に笑顔がはじけました。

ベースとなった楽曲はドビュッシーの『新世界』。
「ボン、ボン、ボン、あフォル、ボンジュール!トンべ、トンべ、アーレ!」

フランス語をアレンジした掛け声をおりまぜます。ボンジュールはこんにちは、フォルは熱狂、アーレ!は、行け!という意味。

「新しい時代よこんにちは、明るく元気にレッツゴー!」という意味が込められているそうです。

令和を迎えて新しい時代になった今の気分にぴったりの盆踊りソングですね!

「間違えてもいいんです。気にしない、気にしない。間違えてもすぐに忘れて次へ行こう!」と先生からのアドバイス。
事前に練習してきてくれた子達もいて、みんな覚えるのが早い早い!
初めはバラバラだった音が、みるみるうちに一体となっていきました。

でも中には、途中ついていけなかったり、間違えてしまったて、涙を浮かべる子も、、、「間違えてもいいんだよ。でも、くやしいよね。」

先生の優しい励ましに勇気をもらい、涙を拭きふきあきらめずに最後まで。そんな子ども達の頑張りに、ジンッとくるものがありました。

1時間半の練習時間もあっと言う間に終わり、あとは3日後のステージで再集合です。

みんな笑顔で解散しましたが、内心は本番うまくできるかドキドキですよね。

5月5日(日)11:30 いよいよ本番です!

広い会場の真ん中に設置された、赤や青のライトで照らされた大きなステージに、
11時20分「フォル盆キッズバンド」が揃いました。
みんなキリッとした顔つきです。少し緊張しているのかな?
それもそのはず。ステージの周りにはびっくりするほど、大勢のお客さまがいます。
ステージの上からの眺めは、どんな景色なのかな。

さあ、いよいよ本番!キッズバンドの演奏がスタートしました。
まずは踊りをつけずに、BBBBの皆さんや、和太鼓のクリューガー英子さんや渡辺さんと一緒に演奏します。BBBBのリーダーヤッシーさんに誘われ、子ども達も緊張が溶けてきたのか笑顔がこぼれます。

「ボン、ボン、ボン、あフォル、ボンジュール!」

曲の合間合間に入る掛け声のところでは、キッズ達の元気な声が会場の隅にまで届いています。客席の皆さんはみんなで手拍子。だんだんボルテージがあがります。

「フォル盆」の主役はキッズバンドだけではなく、会場のみなさん全員。
踊り手は、大人も子どももどなたでも参加OK!

一通り演奏を聞いた後は、ダンサーで振付家の山田うんさんが中心となって、踊りのレッスンがスタート。

「ボンボンボン、あフォル、ボンジュール!トンベトンベ、アーレッ♪」
グー・チョキ・パーや風のように手をひらひらくるくる。両手両足を右に左に、とじたりひろげたり。ステージの周りをぐるぐる回りながら踊ります。
客席のみなさんも、椅子に座りながらも、両手いっぱい広げて参加されていました。

45分間の楽しい時間はあっという間。
キッズバンドの演奏回数は全部で5回!みんな疲れも見せず、最後まで頑張りました。

練習の甲斐あって満足のいく演奏が出来たのでしょう。みんなとても晴れやかな笑顔をしていました。
会場からも大きな拍手があがり、「フォル盆」は大成功で幕を閉じました。

今回のイベントは私たちに、「音楽には色々な形があり、とっても自由」という事に気づかせてくれました。そして、「ラ・フォル・ジュルネ 東京 2019」にいらしていた大勢の方が、素晴らしい生の音楽に出会い、幸福感に包まれたような表情で夢中になって音楽に聞き入る様子、赤ちゃんから大人まで家族やお友達同士が連れ立って、まるでピクニックのように音楽祭を楽しんでいる様子は、とても感動的でした。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!みなさまも音楽を近くに感じ、より好きになる。そんなきっかけになっていたら嬉しく思います!

(写真提供 cteamMiura)

フルバージョンの動画が、「ラ・フォル・ジュルネ 東京 2019」公式facebookにて公開されています。ぜひご覧ください。